【BA・ボーイング】米国株投資初心者向け!ゴリゾンのなんちゃって銘柄分析

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ゴリゾン
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ゴリゾンのなんちゃって銘柄分析のコーナーがやってまいりました。第3回目となります。
今回はボーイングの銘柄分析をします。ティッカーシンボルはBA
 

コロナの影響で大暴落した銘柄ですが、最近の上昇には目を見張るものがありますよね。
「もしかして、今が仕込み時か?」

と考えられている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 

今回も小学生にサッと説明できるレベルになることを目指し、難しい話は一切なしでやっていきたいと思います。

基本情報と事業内容

まず、基本情報をどうぞ。

Yahooファイナンスより引用

特色を確認すると、ボーイングは「米国大手の航空機メーカー」とあります。

飛行機と言えば、「ANA」とか「JAL」の航空会社を思い浮かべちゃいますが、ボーイングはそれらの航空会社に飛行機を販売・提供するメーカーですね。

ゴリゾン調べによると、世界的な航空機シェアは今回ご紹介のアメリカ・ボーイング社のものか、フランス・エアバス社の2社が大半を占めているそうです。旅行とか出張の時に乗る飛行機はだいたい2社のどっちかってことですね。

ここでいう民間航空機には貨物機も含まれており、ボーイングのHPによると世界の貨物機の約90%がボーイング社製のもののようです。

さらにボーイングは軍用機も製造しています

上記特色では、具体例として「アパッチ」と記載がありますが、イメージとしてはこんな感じの戦闘ヘリです。↓

加えて、ボーイングは宇宙開発への取り組みをしています。下記、ボーイングのHPからの引用となります。↓

ボーイングHPより引用

国際宇宙ステーション(ISS)は、科学・工学分野の国際協力を基盤とする人類史上最も大規模かつ複雑な宇宙プロジェクトで、宇宙開発の試みとしては現時点で世界最大の取り組みです。このISSを2024年まで、またはそれ以降も使用できるようにするため、ボーイングはさまざまな機能増強を支援しています。例えば、ISSを訪れる宇宙船向けの新しい通信システムや、米航空宇宙局(NASA)の新型ドッキングシステム、太陽電池アレイ用のリチウムイオン電池などです。さらにボーイングは、実験に関連する作業の迅速化を支援する実験ラックの開発もサポートしています。

ボーイングHPより引用

上記の国際宇宙ステーションだけではなく、他にもこの宇宙ステーションを行き来する宇宙カプセル(CST-100スターライナー)の開発・製造も行っており、2023年4月の打ち上げを目標としているとのこと。

昨今、宇宙ビジネスの市場が拡大しているため、ロマンを感じさせてくれます。

次に、株式市場の側面からボーイングを見ていきましょう。

ティッカーBA
セクター資本財
採用指数S&P500 / NYダウ
配当金停止中

ボーイングは資本財セクターのため、ナスダックには採用されていないと。

また、現在配当は停止しており、復配は2023~2025年頃までかかるかもしれないとのことです。(ロイター記事より↓)

米ボーイング、半年以内に一段の融資必要 数年は無配=CEO
米航空機大手ボーイング<BA.N>のカルホーン最高経営責任者(CEO)は27日に開いた株主総会で、同社は向こう6カ月にかけて一段の融資を受ける必要があり、数年間は配当金を支払えない公算が大きいと述べた。

コロナが落ち着いて経済状況が回復するまで、配当の支払い再開は厳しそうですね。

停止する前はどれぐらいの配当金が支払われていたのか?調べてみました。
過去の配当金支払い状況をご覧ください。↓

Investing.comより引用

上記を確認すると、2020年2月13日を最後に配当が停止しているようですが、停止するまでは年4回の配当でかつ、約2~3%もの配当利回りだった模様で、高配当株の部類に入ってくるかと思います。

将来性があって、かつ高配当のボーイング株。

コロナが落ち着いて配当が開始すれば、とんでもない上昇が待っているのでは?
と思わせてくれますよね。

BAの株価推移

次、これまでの株価チャート見ていきましょう。
まずは、5年チャートから。

【5年】2018年~2022年12月現在

tradingviewより引用

これまた見事なナイアガラの滝が出来ていますね。

2020年、コロナの影響で経済状況が悪化・配当停止。
そりゃあ暴落しますわな。

2022年12月現在までは上昇と下落を繰り返して少しずつ戻してきています。特に最近は他の株が下落している中、ボーイング調子良いです。なぜなら下記グッドニュースがありました。
↓(ロイター記事より)

ユナイテッド航空、ボーイング787の大型発注で近く合意=関係筋
米ユナイテッド航空が米航空機大手ボーイグの中型機「787ドリームライナー」の大型発注で合意に近づいていると、関係筋2人がロイターに対し明らかにした。早ければ月内に合意について発表される可能性があるという。

米国大手の航空会社「ユナイテッド航空」がボーイング787の大型発注で合意に近づいているとのこと。

いよいよ経営状況が改善するのでは?との見方が広まり株価が上昇しています。

続きまして、全期間のチャートを見てみましょう。↓

【全期間】上場~:2022年12月現在

tradingviewより引用

2016年から2017年頃にかけて暴騰しているのが確認できます。

これは『業績好調』、『自社株買い発表』、『増配』が重なり株価2倍以上の爆上がりとなっています。

しかし、前述のとおりコロナによりその上昇が叩き落されています。まだまだ元通りになるのは先かもしれませんが、コロナが落ち着いて業績回復・復配すれば、今の株価の2倍以上になるポテンシャルを秘めています。

今は、仕込み時のチャンスじゃないでしょうか?

ゴリゾンのコメント

ゴリゾンの個別株投資の中で一番の保有率を占めるボーイングなわけですが、ぶっちゃけると大して調べもせず購入しています。単純に

「コロナ落ち着いたら、株価もとに戻るっしょ!」

って感じの甘い考えで投資していました。

しかし、今回、銘柄分析をしてみて握力がかなりアップしました。

 ・コロナ前までは高配当株だったこと
 ・宇宙開発にも力をいれていること

を知りボーイングの事が大好きになりました。

今でこそ株価好調ですが、ちょっと前までは上昇と下落を繰り返しており、しびれを切らして

「株価戻ったら売り飛ばしてやる!」

と思っておりました。

銘柄分析をしてみてガチホすることを心に決めました。むしろ買い増ししてやろうかと計画中です。

短期は難しいですが、10年・20年の長期投資なら化ける可能性は大いにあると思うんですよね。株価戻ってキャピタルゲインを狙えるだけではなく、復配すれば高配当株に化けてインカムゲインも貰えるというロマンたっぷりの株だと言えます。

以上!

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