子ゴリラシリーズ第3弾になります。
今度は保育園に通う末っ子ゴリラ(♀)の運動会にメスゴリラと行ってきました。
小学校に通う長男子ゴリラ(♂)の運動会の時はただ見ていただけだったのですが、
末っ子ゴリラの運動会では玉入れに参加しました。…が、そこで恥ずかしい出来事が…。
ハートフル母ゴリラ
本日は保育園に通う、末っ子ゴリラの運動会。
メスゴリラによると、長男子ゴリラの運動会と同じく午前中で終わる運動会の模様。保護者は2名まで参加できますが、コロナを考慮してか兄妹を連れていくことはNGでした。
末っ子ゴリラは年長のため、保育園最後の運動会となります。何とか夫婦二人で見届けてあげたいのですが、そうすると土曜日のため小学校がお休みということで、長男子ゴリラを家に一人でお留守番させることになってしまいます。
そこで、メスゴリラの母ゴリラが助っ人として登場。
朝早くから子守のため、わざわざ我が家に来てくれました。非常にありがたい。おかげで何の心配もなく、夫婦二人で運動会を見に行けます。
この母ゴリラにはいつもお世話になっていて、この前、ゴリゾン家がコロナウィルスに感染したときもわざわざ食料を届けにだけに来てくれたこともあるんです。感染してはいけないので、ウーバーイーツみたいな感じで、玄関口に食料を置くためだけにですよ?
優しさと愛に満ち溢れたハートフル母ゴリラ以外の何者でもありません。
玉入れの参加権
母ゴリラが来てくれて、我ら夫婦は運動会を向かうため準備を進めていました。相変わらずゴリゾンは人の話を聞いていないため、いつもスケジュールや準備物を当日になってメスゴリラに確認します。
今日どこで運動会やるん?
近所の体育館でやるねん。
歩いていけるとこ。
そうなんや。
じゃあ、スリッパ持って行かなあかんな。
もう入れたから。
カメラも充電して入れといた。
自分の用意だけする役立たずのゴリゾン。
皆の準備をこなすメスゴリラ。
だいたいこの構図。
メスゴリラによると、運動会は体育館で行われ、1つだけ親が参加する競技があると言います。
それは、「玉入れ」です。
ただし、参加できるのはゴリゾンかメスゴリラのどちらか一方。メスゴリラが末っ子ゴリラに向かって、どっちに参加して欲しいか聞いています。
ゴリゾンはそれを聞いてこう思ったのです。
玉入れぐらいやったら、運動音痴の俺でもできそうやな。ここは、玉入れをスマートにこなして、末っ子ゴリラのポイントをあげておくか。
そう思ったゴリゾンは、すかさず末っ子ゴリラに参加させて欲しいアピールをし、見事、玉入れの参加権を勝ち取ったのでした。
作戦も準備も整ったので、ゴリゾン・メスゴリラ・末っ子ゴリラは、母ゴリラに長男子ゴリラを任せて体育館に向かいました。
保育園最後の運動会
3頭は体育館に到着し、受付を済ませました。
本日の運動会は下記の順番で行われる模様。
- ダンス
- 体操
- 玉入れ
- リレー
普通、先に体操だよなぁ…。
とか思っていると、末っ子ゴリラは準備のため、先に体育館の中へ入っていきました。
頑張って来いよ。父も玉入れでカッコいい姿見せてやるからな。
ダンスと体操
体育館の中に入った2頭は、パイプ椅子が並べられた保護者席に着席しました。あたりを見回すと、前の方に末っ子ゴリラがハッピを着てスタンバイしているのが見えました。
ダンスは、「ソーラン節」を踊るようです。
末っ子ゴリラが何日か前から定期的に「ソーラン、ソーラン」と言っていたので何となく見当はついていました。
開会式が終わって、ソーラン節の音楽が流れ始め、いよいよダンスが始まりました。
末っ子ゴリラをみると想像以上に真剣に踊っていて、驚きました。
というのも、過去、愛知県に住んでいた時にも末っ子ゴリラの保育園運動会に参加したことがあるのですが、その時は恥ずかしがって、ダンスの動きが悪かったんですよね。
(それはそれで可愛かったですが。)
恥ずかしさを感じさせない踊りを見て、ゴリゾンは泣きこそはしませんでしたが、ジワーっとくるものがありました。メスゴリラはあと一歩で感動して泣くところだったと言っていました。
ソーラン節最後の決めポーズもしっかり写真に収め、満足げにしていると、次の体操の時間がやってまいりました。
体操のお姉さん?(たぶん、保育園の先生)が園児の前に出てきて、体操が始まりました。イメージ的にはNHKの「おかあさんといっしょ」のような感じで、園児は体操のお姉さんのマネをしながら体操が進んでいきます。
結構しっかり目の体操だったので、より一層「何で最初に体操やらんかったんやろ?」と気になりましたが、末っ子ゴリラの可愛さに免じてここは水に流しましょう。
玉入れ
さぁ来ました。次はゴリゾンが参加する玉入れの時間です。
玉入れ用のBGMが流れると、末っ子ゴリラが走ってゴリゾンを保護者席まで迎えに来てくれました。2頭は手をつないで、戦場に向かいました。
布陣を見ると赤組と白組に分かれ、玉入れスタンドが2本立っています。赤色と白色のボールが散らばっており、赤い方へポジショニングしました。どうやら我らは赤組のようです。
ポジショニングを終え、先生が玉入れの説明を始めます。
説明によると、先に時間を切って園児たちが玉入れをし、園児は時間が来たらスタンバイ席に戻ります。その後に保護者達だけで残った玉を入れて、入れ終えた組が勝ち。というルールとのこと。
おおー。
ということは、ゴリゾンの雄姿を末っ子ゴリラに見せつけられる状況が整いそうです。腕が鳴るなー。
また、玉入れスタンドの高さをゴリゾンはチェックしていました。何と、自分の背丈ぐらいの高さしかないじゃあありませんか。
ふっ。これじゃあ、「玉入れ」じゃなくて「玉拾い」になりそうだな。
ということで、まずは園児のターンが始まりました。ゴリゾンの見せ場が無くなってしまうので、「あんまり玉いれるなよー。」とこっそり願っていました。
笛が鳴って、園児のターンが終わり、保護者のターンがやってきました。
おっしゃやるぜー。
…と思った次のその瞬間、想定外のことが起きたのです。下図をご覧ください。↓
先生たちが何やらゴソゴソとし始め、図のように玉入れスタンドの高さを100%UPしてくれちゃったんです。倍の高さですね。余計なことを…
ま、まぁ大丈夫。大丈夫。玉拾いから、いつもの玉入れに戻っただけだ。
とは言え、晩御飯が肉料理と聞いていたのに直前で魚料理にされたような感覚で、かなりメンタルをかき乱されちゃいました。
ボーっとしてる間に、笛の音が!
まずは、皆の動きを予測し一番遠いところに落ちている玉を拾いに行きました。何て戦略的。
そして、一球目を投げる。
残念ながら網の向こう側へ飛んで行った。
ふっ、そういうことね。もうちょっと力加減をゆるくすればいいのね。
二球目。
今度は網の手前で沈む。
はいはいはい。もうちょっとだけ強めね。
三球目。
網の向こう側。
おかしいな。玉入れがこんなに難しいはずはない。
四球目。
リングに弾かれる。
ま、まさかな。
五球目。
左手はそっと添えるだけ。花道スタイルをマネするもリングに弾かれる。
六球目。
あー。高さというスパイスを入れてあげれば入るか。
と思い、高めに投球するも網の向こう側へ。
七球目を行こうとしたところで、
ピッピーーーーーーー!
嘘だろ?えっ嘘だよな?
一球も入らないなんてあり得ねぇぞ!
そうです。ゴリゾンは一球も網に収めることができないまま、白組のやつらが先に全部玉を入れやがったのです。
ちょ、ちょ待てよ。何かの間違いだろ?
いや、間違いではありません。末っ子ゴリラに雄姿を見せてポイントを上げる計画が水泡に帰したのです。
ゴリゾンは、一部始終を見ていた末っ子ゴリラの元に帰っていきます。
とりあえず平謝りをしました。
ごめんな。玉入れれなくて。
w…………………
園児に愛想笑いをさせて、気を遣わせるゴリゾン。
楽しい運動会が悪夢になった瞬間でした。
そこからメスゴリラの元へ帰ったところ、
えっ?もしかして一球も入らんかった?
そんなことあるんやw
とメスゴリラにもバカにされる始末。
こんなことなら、玉入れの参加権をメスゴリラに譲るべきだった…
と思っても時すでに遅し。
最後のリレーは記憶にありませんw
おわりに
体育館から自宅へ帰る途中。
玉入れ、頑張ったけどアカンかったわ。
ごめんな。
えっ、頑張ってなかったでw?
…………………
というトラウマになりそうな悲しいお話でしたw
運動音痴ってどうやって治すんですかね?
ご存じの方がいらっしゃれば、コメント欄で教えてください!
それでは!
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